タバコとがんの関係性を徹底追及

タバコを吸っている人と吸っていない人ではがんになるリスクが大きく違います。
タバコに含まれる約70種類の発がん性物質の影響によって肺がんや食道がん、胃がんなどさまざまな部位のがんの発症リスクを確実に高くしてしまいます。
そのほかの部位でも乳がんや大腸がんになる可能性があるので気をつけてください。
タバコを吸うと速やかに肺に到達し、そこから血液に混ざり込みます。
血液に混ざることで全身の増加に発がん性物質が運ばれてしまうので、肺だけではなく様々な臓器に影響が出てしまいます。

肺がんは多くの症状のなかでも死亡率が高くなっていて、男女で死亡原因1位と2位です。
肺がんは他と比較すると発見が遅れがちで死亡率が高いです。
男女比較をしてみると、タバコを吸う人は吸わない人に比べて発症リスクが3倍から5倍となっています。
喫煙者が減ってきてはいますが全体の割合では肺がんの発症率が上がってきています。
受動喫煙によっても肺がんなどの発症リスクが通常の人よりも上がってしまいます。
自分の周りに常にタバコを吸う人がいる環境にいると、長い年数かけてリスクを上げていくことになります。

がんの発症には、タバコを吸う本数も関係しています。
多く吸えば吸うほど発がん性物質を含んだ成分が、身体中の細胞に蓄積されていって、色々な器官や内臓などでがん細胞が成長していきます。
そうなるとどこの臓器で発症してもおかしくない状態になり、場合によっては手遅れになってしまう事も多いです。
その状態でお酒を飲むとリスクがさらに上がるので控えるべきです。

昔はタバコをとがんの関係性は薄いとされていましたが、今は違います。
タバコを吸わないような世の中を作っていこうと国が必死になっています。
また受動喫煙にならないように配慮されている施設ばかりです。
普段からタバコを吸っている人にとっては肩身がせまいですが、自分や家族、友人などの体の健康のためにはタバコを吸わないようにしていくべきです。

タバコとお酒の併用でがんのリスクが高くなる

がんのリスクを考慮した場合、タバコとお酒とを両方嗜む事はがんの罹患リスクを増す形になります。
仮にお酒の量を1日あたり2合として計算した場合、喫煙習慣の無い方でも大腸がん発生率は2.1倍です。
ここにタバコが加わると3倍と更に増す事になります。

大腸がん発生率を男女比で考えると男性側の割合が多い傾向にありますが、これは男性の方が飲酒量が多い方や喫煙習慣のある方が多い為です。
性別に関係無く、タバコとお酒を両方嗜む方の大腸がん罹患リスクは多いものになっています。

タバコやお酒ががんのリスクを増す関係は、大腸以外の部位にも共通している事です。
例えば、胃がんの場合は1日の喫煙本数が20本未満の方は喫煙習慣の無い方に比べて1.4倍の発生率があり、20本以上の場合は2倍にもなります。
日本人の胃がんは分化型と呼ばれる物が多く、この場合は1日の喫煙本数が20本未満でも2倍以上になり、20本以上は2.5倍以上となります。

胃がんはデータ上胃がんとの関係が無いものとされてますが、それでもタバコとお酒の併用をした際の大腸がん発生率に迫るものです。
肺がんについては欧米の研究結果で飲酒との関係が指摘されています。
また、日本の研究でも喫煙習慣のある方に限り、飲酒で肺がんとの関係がある事がわかっています。
食道がんについても、併用によるがん罹患リスクを増す事は否定しがたい事が現実です。

こうしたデータを知ると、もはや禁煙など手遅れと思われるかもしれません。
実際に、喫煙や禁煙の年数とがん罹患リスクとは密接な関係があり喫煙習慣を長く続けているほどがん罹患リスクは増します。
飲酒の影響が加わると更に増加する形です。
しかし、禁煙年数が長くなればがん罹患リスクを減らす事できるのも事実です。
概ね16年以上の禁煙を続ける事で、がん罹患リスクは一生喫煙をしない方と同等にまで減らす事ができます。

関連記事
ページ上部へ戻る