禁煙補助薬のチャンピックスの効果とは

喫煙を長く続けていると体に悪い影響があることはよく知られており、禁煙は良いことだとよく言われます。
しかし自分で分かってはいてもなかなかできないのが禁煙で、それが現実です。
喫煙による長年の多幸感からは、そう簡単に離れられないのが本音のところでしょう。

タバコを吸うと脳のニコチン受容体にニコチンが結合し、このとき放出される快楽物質ドーパミンが幸福感を味わわせ、人はそれを繰り返し定期的に求めるようになります。
この繰り返しによってニコチン依存症となることにもつながり、なかなかタバコが止められない状態になり、こうなると自分で自分をコントロールできない状態となっていますので、外来禁煙など医療機関に頼ることになります。

外来禁煙を行うときに処方される薬にチャンピックスがあります。
アメリカのファイザー社が開発した錠剤の薬で、日本では2008年から製造販売が承認されたものです。
この薬はタバコを吸ってもタバコを美味しく感じさせなくなるもので、その仕組みは、服用すると脳のニコチン受容体に有効成分バレニクリンが結びつき、タバコを吸って発生したニコチンが受容体に結合することを阻害します。
こうして快楽物質が発生することの邪魔をし、タバコを吸うことで得られていた幸福感が徐々になくなっていくというものです。
これがチャンピックスを服用することで現われる主な効果となります。
禁煙外来での禁煙成功率は78.5%(禁煙外来治療の最終1ヶ月にタバコを1本も吸わなかった人の割合)という高いもので、チャンピックスの効果の高さも表すものです。

チャンピックスを服用することの副作用も報告されていて、主なものは吐き気・良く眠れない・頭痛・便秘などがあります。
また、めまいや意識障害も報告されていますので、服用中は車の運転や危険が伴う機械などの運転は控えるようにしなければなりません。
チャンピックスを服用するときは、他の禁煙補助薬と併用もしないようにし、併用すると副作用のリスクが高まる可能性があります。
加えて他の病気で薬を服用しているときにも、影響がある可能性がありますから、このようなときは医師に相談する必要があります。

チャンピックスには正しい飲み方があり、医師に相談したり、あるいは購入の際に個人輸入会社から受け取る、用法・用量が指示された内容書に従って服用する必要があります。
自分の判断で服用期間を変えることなどは、チャンピックスの効果を半減させることになりますから避けるようにしましょう。

チャンピックスはいつまで飲み続けなければならない?

喫煙は昔から百害あって一利なしと言われているので、禁煙が推奨されています。
禁煙するのに有効なのが外来禁煙で、よく用いられるのがアメリカのファイザー社が開発したチャンピックスです。
服用すると脳のニコチン受容体に有効成分のバレニクリンが結びついて快楽物質が発生するのを邪魔するので、タバコを吸うと美味しく感じさせなくする作用が期待できます。
ただチャンピックスの禁煙外来での成功率は高いのですが、吐き気や頭痛、便秘などの症状が報告されています。
他の禁煙補助薬と併用すると副作用のリスクが高まるので注意が必要です。

チャンピックスに禁煙効果があるのは78.5%という高い成功率から立証されていますが、副作用があるので気になるのがいつまで飲み続けなければならないかです。
正しい服用方法は、まず服用を開始してから3日目までは0.5mgを1日1回だけ服用します。
飲むタイミングは特に決まりはありませんが、食後に水と一緒に服用するようにすると効果的です。
そして服用して4日目から7日目に、0.5mgを1日2回服用するようにし、飲む時間帯は朝と夕食後に水と一緒に服用するのがベストです。
ここまでくると薬の効果で喫煙しても以前のようにタバコが美味しくなくなります。

チャンピックスの服用を開始して8日目から14日目のタイミングで1mgを1日2回服用するようにします。
この段階で完全に禁煙するようにし、15日目以降はメンテナンスパックを使用しながら1日2回朝と夕に服用するのが正しい飲み方です。
チャンピックスを服用すると喫煙欲求が次第になくなってきて、最終的には禁煙に成功することができます。
治療の期間は12週間となっているので、それまでに禁煙に成功した人以外、この間はチャンピックスを飲み続けなければなりません。
禁煙成功率78.5%という数字は、禁煙終了間近の8週間から12週間の間のデータによるものです。

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